韓国ドラマ『代理店』どんな話?イ・ボヨンらキャスト陣が新たな一面に挑戦した期待の作品

韓国ドラマ『代理店』はVCグループ初の女性役員となったコ・アイン(イ・ボヨン)が自身のキャリアを最高の地位まで積み上げていく姿を描いた、優雅でありながらも凄絶な広告代理店オフィスドラマ劇で、

ソン・ジュンギ主演の『財閥家の末息子』の後続作品として放映される。

目次

韓国ドラマ『代理店』

明日(2023年1月7日)から放送される韓国の新ドラマ『代理店』は、

女性役員となったコ・アインが「初」を超えて最高の位置まで自身のキャリアを積み上げていく広告業界の奮闘劇を描いた作品。

『Mine』でキム・ソヒョンやイ・ヒョヌクなどと共演し、元女優でヒョウォン家の妻のソ・ヒス役を務め、

『いとしのソヨン』ではイ・サンユン扮するカン・ウジェの妻で弁護士のイ・ソヨンを演じ話題を呼んだイ・ボヨンが主演のドラマ。

今回イ・ボヨンが扮するコ・アインは、コピーライターとして韓国のトップ広告企業VCグループに入社し、初の女性役員となる人物。

信念の強さと成功への欲望から「私がなぜ必要なのか示してやるわ」と強気な姿勢を見せるコ・アイン、

公開されたスチールカットでは周りの目は気にせず仕事に没頭する姿と、近寄りがたい余裕のオーラとカリスマ性などを感じさせるたくましい女性だ。

これとは反対に、チョ・ソンハが扮するのは企画本部長チェ・ジャンス、彼は華やかなスペックを持ち何の失敗もなく順風満帆に進んできた人物。

公開している予告映像には、背景の異なる2人の対立が始まったきっかけなどが描かれている。

与えられた時間内で素早く人々の欲望を見抜き、最高の1分を作り出すために戦争のような24時間を過ごす広告人たちの話が韓国ドラマ『代理店』。

韓国ドラマ『代理店』制作発表で伝えた視聴者へのメッセージ

ドラマ『代理店』制作発表会

明日(2023年1月7日)の放送に伴い、5日午後、制作発表会がオンラインにて開催され、

制作発表会には

  • イ・チャンミン監督
  • イ・ボヨン
  • チョ・ソンハ
  • ソン・ナウン
  • ハン・ジュンウ
  • チョン・ヘジン

上記6名が出席した。

『代理店』イ・チャンミン監督

ドラマ『代理店』制作発表会

演出を務めたイ・チャンミン監督は、「何か特別な話というより人との関係の話なので、社内の人間関係の楽しさを描くよう努力した」とし、

「脚本家が業界経験者で細かいところまで繊細に描かれている」と今作での強みを述べ、ドラマ『代理店』をユニークなドラマではなく、面白いドラマの位置づけとして紹介した。

また、社内の関係性を十分に生かす俳優たちの「ケミ」も観戦ポイントに挙げていた。

「会社の中の関係性が特別だ。他のオフィス物より俳優たちの「ケミ」がとても良かったし、この場所で本当の働く人々のようだと思った。」と俳優陣たちのチームワークの良さも明らかにした。

コ・アイン役を演じるイ・ボヨン

ドラマ『代理店』制作発表会

女優イ・ボヨンは広告業界のトップパフォーマーでありプレゼン成功率と評価点では誰にも負けないコ・アイン役を演じ、

「言いたいことは我慢せずストレートに吐き出し、目標志向で欲望に駆られたコ・アインのような人生を送ったことはありませんでしたが、このキャラクターに出会った時は“今しかできない”と思い、撮影中は怒鳴ったり悪態をついたり、鋭い舌も含めてコ・ウンとして心を込めて演じました」と撮影を振り返った。

これまで多くのジャンル物を撮影してきたイ・ボヨンも本格オフィスドラマは初めて。「社内政治」のようなやや不慣れな職場文化は興味深いとした。

そんなイ・ボヨンの話に対し、イ・チャンミン監督は「放送を見たらそれがどれほどなのか分かると思う」と視聴者の興味をそそった。

チェ・チャンス役を演じるチョ・ソンハ

ドラマ『代理店』制作発表会

また、VC企画本部長のチェ・チャンス役を演じるチョ・ソンハは、「仕事の能力が高い分、人間味には少し欠けてしまう面もあるが、チェ・チャンスは後輩を大切にする人物だ。」と自身の演じるキャラクターを紹介し、

「初めて演じるキャラクターで緊張もあったが新鮮だった」と話した。

カン・ハンナ役を演じるソン・ナウン

ドラマ『代理店』制作発表会

一方、VC企画のSNS本部長であり、「VCグループ」カン会長の末娘カン・ハンナに扮したソン・ナウンは、今まで見せたことのない姿で演技を披露していると伝え、

「これまでの作品とは異なる魅力的なキャラクターを演じる事に楽しんで挑戦した」と話す。

また、カン・ハンナというキャラクターは真っ直ぐな性格をもち、何でも率直に表現する人物で憎たらしさを感じる部分もあるかもしれないため、

  • 憎たらしくないよう魅力的に生かす方法を実践
  • アクセサリーなどの小道具のアイデア
  • トーンについても悩み工夫
  • 周辺人物との関係性を表現して差をつけるための努力

様々な工夫を凝らし、全力で臨んでいることをアピールた。

「新しいキャラクターで新しい姿を見せる挑戦なので温かく見守ってほしい」、「新年最初のドラマとして良いエネルギーをたくさん受け取ってほしい」など、制作発表の際に語っていた。

パク・ヨンウ役を演じるハン・ジュヌ

ドラマ『代理店』制作発表会

ハン・ジュヌはVCグループ本社の秘書室所属で、カン・ハンナの右腕パク・ヨンウ役を演じ、「激しい広告業界での人々の生活を表現するのは撮影も激しく本当に苦労した。一生懸命頑張ったので良い結果を期待している」と述べた。

チョ・ウンジョン役を演じるチョン・ヘジン

ドラマ『代理店』制作発表会

ワーキングマザーであるチョン・ヘジンは、劇中でワーキングマザー兼コピーライターのチョ・ウンジョン役を演じ、

「台本を読んで、キャリアと家庭の間に悩み葛藤を抱いてしまう状況に対して、明るく凛々しく乗り越えるウンジョンの姿を魅力的に表現してみたいと思い、同じ状況にいる人々から共感して見てもらえるように気を使っていた」と明らかにし、よりリアルで共感を呼ぶ演技に期待感を高めた。

韓国ドラマ『代理店』放送日は明日(2023年1月7日)

最後に、イ・チャンミン監督は「作品の撮影は1年ほどしていて、カッコ良いドラマであることをお見せしたいし、視聴者には楽しく見てほしい。仕事は忙しいと思うけれど、代理店に勤める方々にもぜひ見てほしいという小さな願いがある」と呼びかけた。

ドラマ『代理店』制作発表会
  • 大企業の広告代理店VC企画制作2チームのクリエイティブディレクターのコ・アインを女優イ・ボヨン
  • VC企画の企画本部長チェ・チャンスを俳優チョ・ソンハ
  • VCグループの財閥3世カン・ハンナを女優ソン・ナウン
  • VCグループの秘書室所属パク・ヨンウを俳優ハン・ジュンウ
  • VC企画制作2チームのコピーライターのチョ・ウンジョンを女優チョン・ヘジン

韓国ドラマ『代理店』は、2023年1月7日(土)午後22時30分から韓国で第1話が放送される。

なお、現段階(1月6日)では、日本から視聴できる動画配信サービスはまだ未定である。

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