韓国ドラマ『生まれ変わってもよろしく』作品情報
原題 | 이번 생도 잘 부탁해 |
邦題 | See You in My 19th Life |
原作 | イヘ作「生まれ変わってもよろしく」(同名) |
放送期間 | 2023年6月17日〜7月23日/(全12話) |
放送局 | tvN |
制作 | STUDIO n、スタジオファインカット |
脚本 | チェ・ヨンリム |
監督 | イ・ナジョン |
CAST | シン・ヘソン アン・ボヒョン ハ・ユンギョン アン・ドング etc… |
韓国ドラマ『生まれ変わってもよろしく』配信
2023年6月現在、韓国ドラマ『生まれ変わってもよろしく』ができる動画配信サービスは2023年6月現在「Netflix」のみで、
2023年6月17日〜7月23日の間、毎週土日の23時前後に最新話を随時配信。
『生まれ変わってもよろしく』相関図
https://www.cinderella-t.jp/see-you-in-my-19th-life/
『生まれ変わってもよろしく』登場人物&キャスト
物語の登場人物を紹介
『生まれ変わってもよろしく』主演な人物
パン・ジウム
(CAST:シン・ヘソン)
19回目の人生として、記憶を持ちながら転生を繰り返している
ムン・ソハ
(CAST:アン・ボヒョン)
ジウムが18回目の人生で出会った運命の相手
ユン・チョウォン
(CAST:ハ・ユンギョン)
ハ・ドユン
(CAST:アン・ドング)
高校時代からの親友
ジウンの前世
ユン・ジュウォン
(CAST:キム・シア)
キム・ジュンホ
(CAST:イ・チェギュン)
ジウン周辺の人物
キム・エギョン
(CAST:チャ・チョンファ)
ジウムが17回目の人生の時に
育てられた女性
チョ・ユンソン
(CAST:キム・ユミ)
パン・ハクス
(CAST:ペク・スンチョル)
パン・ドンウ
(CAST:ムン・ドンヒョク)
ソハ周辺の人物
ムン・ジョンフン
(CAST:チェ・ジノ)
イ・サンヒョク
(CAST:イ・ヘヨン)
イ・サンア
(CAST:イ・ボヨン)
前MIホテル代表
MIグループ
チャン・ヨヌク
(CAST:ペ・ヘソン)
チャン・ヒョク
(CAST:ビン・チャヌク)
その他の登場人物
イ・ジソク
(CAST:リュ・ヘジュン)
カン・ミンギ
(CAST:イ・チェミン)
ハンナ
(CAST:イ・ハンナ)
ハ・ドジン
(CAST:イ・シウ)
韓国ドラマ『生まれ変わってもよろしく』あらすじ
何度も転生を重ね、パン・ジウムとして19回目の人生を生きる女性。 短く終わってしまった18回目の人生で出会った初恋の相手を忘れられず、大人になった彼との再会を目指す
Netflix公式
韓国ドラマ『生まれ変わってもよろしく』感想
『生まれ変わってもよろしく』アン・ボヒョン(ソハ役)×シン・ヘソン(ジウム役)の演技に惹き込まれる
韓国ドラマ『生まれ変わってもよろしく』は、主人公のパン・ジウム(シン・ヘソン)が19回目の人生で目覚めるところから始まり、
8歳から12歳の間に前世の記憶が蘇るジウムは、9歳になった時点で18回目の人生(前世)で起きた交通事故で亡くなったユン・ジュウォン(キム・シア)だった頃の記憶を思い出したのだ。
時が経ち、大人になったジウム(シン・ヘソン)はソハを見つけ出すことに成功し、ソハが専務を務めるMIホテルへ面接を受けに行く。
面接にて、雇う?それとも付き合う?と積極的に迫るジウムに対し困惑するソハだが、その後のジウム言動によってソハは気になってしまう…。
今作『生まれ変わってもよろしく』は、転生を繰り返し運命の人と再開というファンタジー性のあるロマンスドラマだが、
ストーリーの面白さを引き立てている要因の1つとして、俳優の演技力がとくに際立っていると感じる作品だ。
『生まれ変わってもよろしく』カメレオン俳優アン・ボヒョンの恐ろしいまでの表現力
まずはカメレオン俳優アン・ボヒョンだが、
- プールサイドで再開した時の表情
- 面接時の困惑した表情
- トラウマによって苦しむ姿
- ソハという人物像
ヒーローではなくヒロインのような立ち位置で守られる男の姿、歳上女性が好きだという弟のようなソハをアン・ボヒョンは他を超越した繊細な演技力で見事に演じ表現している。
アン・ボヒョンは過去『梨泰院クラス』『ユミの細胞たち』『マイネーム: 偽りと復讐』『軍検事ドーベルマン』『彼女の私生活』など…、
様々な作品に登場しては全て違った一面を見せている、まさにカメレオン俳優。
今作『生まれ変わってもよろしく』でも、過去の作品とは全く別の顔をしたソハという人物を見事なまでに表現し、演技の幅を広めている。
様々なキャラクター像をここまで繊細かつ巧みに表現できる俳優は数少ないだろう。
『生まれ変わってもよろしく』老若男女を表現してきたシン・ヘソンの巧みな演技力
しかし、アン・ボヒョンだけではなくパン・ジウム演じるシン・ヘソンの演技にも驚きを隠せない。
ジウムは19回もの転生繰り返してきた強くたくましい女性で、
- ソハを守り見つめている時の表情
- 転生を繰り返してきた堂々たる態度
- 強い意思をもった積極的な言動
- 17回目の前世で男だった時の態度
例えセリフがなかったとしても、何があってもソハを守るという強い意志は表情や姿勢からも伝わるほど巧みに演じている。
シン・ヘソンは『哲仁王后』『30だけど17です』『黄金の私の人生』などで大活躍の女優だが、強烈だったのは『哲仁王后』だ。
ドラマ『哲仁王后』では男の魂が女性に入り込むファンタジー時代劇だったが、見た目は女性で中身が男性という複雑な役柄を驚くべき演技力で表現し、視聴者を魅了したのは記憶に新しい。
そんな彼女が、今作『生まれ変わってもよろしく』で転生を繰り返した女性を演じているが、彼女もまたカメレオンという異名を得ても良いのではないかと思うほどの表現っぷりだ。
まだまだ若い2人だが、驚くほど繊細に表現された演技力が物語を盛り上げ、ストーリーに深みを増し視聴する者を引き込んでいることは間違いないだろう。
物語が展開していくなかでソハはジウムに惹かれていき、
- ジウムを見つめる眼差しがどのように変化していくのか?
- 恋する眼差しに変わるのか?
- ジウムがジュウォンだと気づいた時、どんな顔を見せてくれるのか?
まだまだ途中だが、先のストーリー展開や俳優たちが魅せる演技が楽しみでたまらない。
『生まれ変わってもよろしく』死別の苦しみ…深みのあるストーリーを見事に演出
また、今作で素晴らしいのは俳優たちの演技だけではない。
転生繰り返し、現世で再開して恋に落ちると言うストーリーの中に、
- 死別した際の残された者の辛さと悲しみ
- 会えないはずの人と再開できた喜び
- トラウマがもたらす苦しみと克服
- 地位と名声を手にしたい人間の欲望の果て
- 強い家族愛
単純なストーリーの中に様々なドラマ展開があり、巧みなカメラアングルや描写の切り替え、背景やバックミュージックなどが全てが物語に溶け込みながら、
見事な演出で登場人物から生まれる感情とストーリーを表現しているのだ。
面白いだろうと期待していた作品ではあったが、筆者の予想を遥かに超えた、良い意味で期待を裏切られた名作だと感じる。
- ドラマのストーリー性
- 演者の繊細で超越した演技力
- ドラマ展開や演出に溶け込んだバックミュージック
- 登場人物の感情を表現する演出
あくまで筆者個人の感想だが、1話終わる頃には恐ろしいほどに沼ってしまうはずだ。
生きていて良かったと染み染み感じさせてくれる韓国ドラマ『生まれ変わってもよろしく』の視聴はとにかくオススメしたい。
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