俳優ソン・ヘギョの復帰作『ザ・グローリー』が世界をまたいで爆発的な反応を引き出していると話題になっている。
しかし、爆発的に面白いからこそ“今はまだ見ない方が良い”という事も感想を添えて伝えたい。
韓国ドラマ『ザ・グローリー』爆発的な人気で国内チャート1位を獲得
2023年1月2日、全世界OTTプラットフォーム視聴ランキング集計サイトフリックスパトロールによると、ネットフリックスシリーズ「ザグローリー」は「今日全世界トップ10テレビ番組」5位に上がった。
これに先立ち昨年12月30日に公開された後、国内チャートで2位に進入したところ、2日ぶりに1位を占めた。
韓国をはじめ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、ベトナムなどで1位になった。米国チャートでも6位に上昇した。
『ザ・グローリー』は、幼年時代の暴力で魂まで打ち砕かれた女性が、生涯をかけて綿密に準備した凄まじい復讐と、その渦に陥る人々の物語を描いた作品。
「シークレットガーデン」、「トッケビ」、「太陽の末裔」、「ミスター・シャンシャイン」など数多くのヒット作を量産し、
世界的な愛を受けたキム・ウンスク作家と「秘密の森」、「WATCHER(ワッチャー)」、「ハッピーネス」 などで鋭い演出を披露してきたジャンル物の代価アン・ギルホ監督との出会いで放送開始前から期待感を高めていた作品だ。
特に、学生時代に受けた校内暴力で傷つき、復讐を誓うムンドン役を引き受けたソン・ヘギョは、これまでの作品では見せなかった全く別の顔を見せたと高く評価された。
また、イジメの主導者ヨンジン役を演じたイム・ジヨンやヨジョン役を演じたキム・ドヒョンら周りの俳優陣たちの好演も絶妙だった。
キム・ウンスク作家、ソン・ヘギョが「太陽の末裔」以後、再び手を握った韓国ドラマ『ザ・グローリー』は実際にどうだったのか。
韓国ドラマ『ザ・グローリー』感想
実際に視聴した感想だが、目新しさはなくとも高校時代に受けた壮絶なイジメに加担した人物たちに復讐を展開するストレートな復讐劇で、
感情移入しやすくスリリングな展開も繰り広げられ、観るものの心を上手く掴んだ作品と言える。
- 絶望を“復讐”という名の生きる力に変えた主人公
- 壮絶なイジメと壮絶な復讐劇
- 不可解な登場人物たちの闇と謎
若い時代に起きた残酷なイジメから物語は進み、大人になって再開を遂げ復讐劇が展開され、イジメに加担した人物たちをジワジワ追い詰めていく模様に目が離せない。
やや雑だと感じることはあるが、無駄のない展開こそが視聴のやめ時を鈍らせてしまい、今作で夜更しをしてしまった人も多いだろう。
そのくらい面白い作品と言えるのが今作『ザ・グローリー』だ。
今はまだ見ない方がいい。韓国ドラマ『ザ・グローリー』後半Partは2023年3月以降を予定
しかし、全8話構成で放送開始されたが、8話だけでは物語を収める事ができず中途半端な状態で終わっているように感じる。
後半Partは2023年3月10に配信が決定したが、その日まで視聴後の熱意やキャラクターへの愛着が薄れる人も少なくはないだろう。
制作陣の様々な事情があるのだろうが、なぜ前半後半な分けたのかは謎だ。
もし、まだ未視聴の人がいるのなら、後半が放送されてからまとめて視聴することをオススメしたい。
実際、ペーパーハウスコリアでも前半後半に分かれ、後半への熱意が冷めた頃に配信開始され、
面白いドラマが次々と放送している中で後半を見ずに途中離脱してしまった人や後半視聴するがそのまま途中離脱した人も少なくはない。
残忍なイジメの描写から復讐劇まで描かれた今作は目が離せない程とても楽しめる作品だ、
だからこそ中途半端な気持ちで次を待つよりも、熱意を感じながら全編通して見たほうが後半Partも面白いだろう。
2023年1月2日現時点では他に楽しめる最新の韓国ドラマ作品がズラリと揃っている、他の新作を楽しみながら後2ヶ月待てば、より一層楽しめるはずだ。
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